コンチネンタルタイヤ・ジャパン
「オールシーズンコンタクト2」発売
ドライビングプレジャーを追求
コンチネンタルタイヤ・ジャパン(ニコラオス・キリアゾプロスマネージングダイレクター)は、海外自動車メディアや自動車クラブが実施するオールシーズンタイヤ比較テストで高く評価され、Test Winner(1位)にも多く選ばれた前モデル「AllSeasonContact(オールシーズン・コンタクト)」のテクノロジーをさらに進化させ、あらゆる天候下で優れた安全性とドライビングプレジャーを提供する「AllSeasonContact2(オールシーズン・コンタクト・ツー)」を2月15日から発売する。
新製品はあらゆるタイプの車両ニーズを念頭に開発され、新しいトレッドパターンデザイン、ラバーコンパウンド、カーカス構造の採用とその組み合わせによって前モデルで高い評価を得ていたスノー性能を妥協することなく、ドライ・ハンドリング性能の向上およびウェットとドライ両路面における制動距離の大幅な短縮を実現。走行安全性を損なうことなく、転がり抵抗性能を大きく向上させることで、燃費低減とEV(電気自動車)の航続距離も可能にした。温暖な季節のドライ・ウェット両路面での操縦安定性、ブレーキング性能はもちろん、冬の冷たい雨や突然の降雪でも優れたグリップ力を発揮し、一年を通してドライバーの期待にこたえるパフォーマンスを提供する。
前モデルから進化したAllSeasonContact2の「アダプティブ・パターン」は、オフセット・Vシェイプ・パターンとC字型のトレッドブロックが特長。外側に向かって開いた方向性のあるオフセット・Vシェイプ・パターンとオープンショルダー・グルーブが迅速かつ効率的に水を排出することで、優れた耐ハイドロプレーニング性能とウェット路面での安全性を発揮する。タイヤのセンター部分にセルフ・レインフォース・リンクで連結されたC字型ブロック・パターンの配置により、トレッド剛性が向上。使用開始からタイヤの寿命の終わりまで、優れたハンドリング性能が持続する。
エネルギー効率を向上させるため、カーカスとインナーライナーに低ヒステリシスの新素材を使用。エネルギー損失が減り、転がり抵抗が向上した。さらに、アダプティブ・パターンの採用で力の伝達が最適化され、タイヤ摩耗が低減、タイヤ寿命が長くなり、優れた燃費性能とEVの航続距離延長を実現した。
ラバーコンパウンドは、同社を代表する夏タイヤと冬タイヤ用に開発され、名前に「チリ」を冠する5つのコンパウンドの組み合わせから生まれたオールシンズンタイヤ専用コンパウンド。「チリ・ブレンド・コンパウンド」と名付けられたオールシーズンタイヤに求められる性能バランスの高いコンパウンドにより、冬の寒冷な路面や雪道での確実なグリップ力と正確なステアリングレスポンスのみならず、温暖な時期やドライ・ウェット両路面でも優れたブレーキング性能を発揮する。加えて新開発の柔軟なエラストマー・ネットワークにより摩耗を抑え、燃費も向上させた。
発売サイズは15㌅の165/60R15 77H~21㌅の285/40R21 109Y XLの49サイズで順次拡大予定となっており、いずれも価格はオープン価格。