2024年3月20日

豊田合成
インパクト・ボンド

3月12日に国内初発行

豊田合成(齋藤克巳社長兼CEO)は、機動的な資金調達を行うために策定された「サステナブル&ポジティブインパクト・ファイナンスフレームワーク」に基づき、3月12日にインパクト・ボンドを発行した。環境・社会・経済への影響(インパクト)を包括的に評価する「インパクト・ファイナンス」の枠組みを用いた債券の発行は国内初となる。

同社は中長期経営計画(2030事業計画)で重点に定めた「安心・安全」「快適」「脱炭素」という価値を広く社会に届けていくため、セーフティシステム製品やゼロエミッション車向け製品などへの戦略的な投資を進めている。

今回、脱炭素社会の構築に向けて普及が期待される電気自動車(BEV)向けの製品の開発・生産を推進する資金として50億円の社債を発行した。社債の種類は第5回無担保社債(適格機関投資家限定)、発行年限は5年で、私募引受人は三菱UFJ銀行。

インパクト投資の市場規模は世界的に拡大が続いているが、これまで国内のインパクト・ファイナンスは融資などの間接金融に限られていた。同社は今後、事業資金を投資家から募る直接金融において、サステナビリティ活動への投融資の効果を継続的に開示していく。これにより、投資家との対話をさらに活性化させるとともに、社会課題の解決に向けた各種施策を加速させることで、持続的な事業成長を目指していく。