IPF
バーチャル展示会を開催
ライブ感や双方向性
リアル以上の祭典目指す
国際プラスチックフェア協議会(松井宏信会長)は、プラスチックとゴムの専門展「IPFジャパン(国際プラスチックフェア)」を本年11月にバーチャル展示会として開催する。
同展は、国内外からプラスチックとゴムのプロフェッショナルが集う日本最大級のものづくり専門展で、3年に一度開催。プラスチックとゴムの原材料から成形・加工機械、製品、加工技術、リサイクルに至るまで、数多くの製品や技術、最新の業界動向を知ることができる展示会として、1994年の初開催以来、多くの支持と高い評価を得てきた。今年は3年ぶりの開催年にあたり、10月6日から千葉市の幕張メッセで開催予定だったが、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴い5月末に中止を決定した。
「IPFジャパン2020バーチャル」は、リアル展示会に代わるプラスチックとゴム業界における新製品や技術の発表の場として位置付け、コロナ禍の下制限されてきた商談の場を創出することを目的として開催される。これまでとは異なる新たな取り組みとして、ライブ感や双方向のコミュニケーションなどリアル(オフライン)の展示会の魅力を残したまま、場所や時間の制約を受けないオンラインの特性を組み合わせた全く新しい展示会として展開される。
会期は本年11月18〜20日の3日間で、展示会場は24時間オープン。コアタイムは午前10時〜午後6時で、その時間帯には各出展社のブースにスタッフが常駐し、出展社と来場者の間での双方向コミュニケーションが可能となる。継続展示(ホスティング)期間は、会期終了後〜来年5月中旬までの6カ月間。
主催は国際プラスチックフェア(IPF)協議会で、出展対象は、プラスチック・ゴムに関する原材料、機械、製品、リサイクル機器、受託加工など。出展の申し込みは7月下旬より受け付け、9月25日に締め切る。
入場方法は、公式サイトより事前登録を行い、10月中旬より受け付け開始予定。詳細については、7月下旬以降に公式ホームページを通じて順次発表される。
展示会に関する問い合わせは、国際プラスチックフェア協議会事務局の佐藤氏、小椋氏(電話03・6273・2966、FAX03・6630・7068、Eメールoffice_ipfjapan@ipfjapan.jp)まで。