2020年2月5日

横浜ゴム
「ブルーアースーXT AE61」発売 

クロスオーバーSUV向けサマータイヤ

横浜ゴム(山石昌孝社長)は低燃費タイヤブランド「ブルーアース」の新商品としてクロスオーバーSUV向けサマータイヤ「ブルーアース―XT AE61」を2月から国内で発売する。発売サイズは18サイズで、順次サイズラインアップを拡充する予定。価格はオープン価格。

ブルーアース―XT AE61はクロスオーバーSUV専用として開発されたサマータイヤで、市街地や高速道路などオンロードを思い通りに走るシャープなハンドリング性能やSUVの車内に静かな空間を提供する静粛性のほか、偏摩耗を抑制して長く使えるロングライフ性能を兼ね備えている。さらに、全サイズで国内タイヤラベリング制度において、ウェットグリップ性能最高グレード「a」、転がり抵抗性能「A」を獲得。両立の難しいウエット性能と転がり抵抗性能を兼ね備え、雨の日の高い安心感や低燃費にも貢献する。

トレッドパターンはクロスオーバーSUVに求められる性能を発揮する非対称パターンを専用開発。ショルダーからセンターリブに至るまで高剛性を追求した設計を施すことにより、ハンドリング性能と耐偏摩耗性能を実現させたほか、「4ストレートグルーブ」+「インサイドナローグルーブ」が排水性を高め、優れたウエット性能、耐ハイドロ性能を発揮する。さらに、エアポンピング音を抑制する「非貫通グルーブ」や「5ピッチ・バリエーション」を採用し、ノイズを抑制するパターン設計を施したことで、より優れた静粛性を実現した。コンパウンドにはウエット性能および低燃費性能に効くダブルシリカとブレンドポリマーを配合した「ナノブレンドゴム」や従来の混合技術と比較してシリカの分散性を大幅に向上させる横浜ゴム独自の新混合技術「A.R.T.ミキシング」を採用。プロファイルでは滑らかな接地形状と接地圧を均一化する「マウンド・プロファイル」の採用で、直進安定性と耐偏摩耗性能を発揮する。