ブリヂストン
「ブリヂストンイノベーションギャラリー」完成
新たな”共感”の場と位置付け
ブリヂストン(石橋秀一CEO)は、東京都小平市に完成させた「ブリヂストンイノベーションギャラリー」の一般公開を11月末より開始する。
同社では、技術開発拠点として小平地区を再構築し「ブリヂストンイノベーションパーク」の建設を進めているが、ブリヂストンイノベーションギャラリーは、その最初の施設としてオープンを予定している。2001年にゴムとタイヤの企業博物館として開館し、昨年12月の閉館まで延べ25万人の人々が来館した「ブリヂストンTODAY」をリニューアルしたもので、同社の歩みやDNA、事業活動、未来に向けた活動を紹介。同社と消費者、ステークホルダー、そして社会とをつなぐ新たな〝共感〟の場と位置付けている。
ブリヂストンイノベーションギャラリーの展示エリアにおいては、〝WHO WE ARE〟をテーマとしたコーナーで、同社の歴史を通じてDNAを感じ、新たなチャプターへ向かう同社の挑戦の歩みを紹介している。〝WHAT WE OFFER〟では、同社がモビリティ社会を支え、社会や人々に提供している新たな価値を解説。〝HOW WE CREATE〟では、創造と共創をテーマに、同社が進める共創・イノベーションが体験できる。さらに〝WHERE WE GO〟のコーナーにおいて、新たなチャプターへ向けての同社の活動を、リアルとデジタルの両面から体感・共感できるようになっている。
このブリヂストンイノベーションギャラリーは、ブリヂストンイノベーションパーク全体への入り口の機能を兼ねており、多くの人々が来館することによって、同社の取り組みを〝感じて〟もらいたいとの意味を込めて開設された。
ブリヂストンイノベーションパークは、社会・消費者、パートナーといった一般の人々からの共感を得ることをスタートラインとし、共議、共研、共創へと関係を深め、技術・ビジネスモデル・デザインのイノベーションを加速、新たな社会価値と顧客価値を生み出していくための複合エリアとして開設される。これまで、同社の高い技術力がタイヤ・ゴム事業の断トツ商品を支えてきたように今後、ブリヂストンイノベーションパークで創造される技術イノベーションが、ビジョン実現に向けた同社のこれからの事業の進化を支える。
同社では、中長期事業戦略において、”2050年サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ”というビジョンを掲出。そのビジョン実現に向け、タイヤ・ゴム事業をコア事業としてさらに強化しながら、その強みを生かし、成長事業であるソリューション事業を進化させていく。
なお、ブリヂストンイノベーションギャラリーの開館日、開館時間、入館・予約方法などの詳細については、新型コロナウイルス感染症の影響を見定めながら、11月上旬をめどに改めて発表される。