2020年10月15日

オカモト
資源の再利用を推進する新会社設立

「SDGs」経営を実践

オカモト(田村俊夫社長)は、地球環境の保護への取り組みを強化し、廃プラスチックの再利用を推進して廃棄物としての排出量を削減する目的から新会社「オカモト環境開発株式会社」を設立し、今月1日から事業を開始した。

2015年に国連サミットにおいて「2030アジェンダ」が採択、その後、世界のさまざまな企業が「SDGs(サスティナブル・デベロップメント・ゴールズ=持続可能な開発目標)」を活動指標に掲げている。同社でもゴム・プラスチックの総合メーカーとして、自然環境保全や有限な資源の活用を意識し、天然ガスへの熱源の切り替え、環境負荷の低い製品の開発、生産工程や物流における効率の徹底、太陽光発電事業への参入などのほか、工程内や社内でのリサイクルの拡充を通じて、廃棄物の削減に取り組んでいる。

同社では新会社の設立を通じて、生産工程で排出される端材等を再利用した新製品開発を強化し、廃棄物の削減と、原材料の一段と有効的で効率的な活用を進める。

また同社では、①性感染症対策を通じた健康・福祉の増大②熱源としての天然ガス(LNG)の活用③粘着テープ等における環境負荷を低減させた製品の開発・販売④太陽光発電事業への取り組み⑤生産・物流効率の改善によるエネルギー消費量の削減⑥女性活躍・ダイバーシティの推進への取り組みを、今後も継続して推進していく。

【オカモト環境開発の概要】
▽本社=東京都文京区本郷3―27―12▽代表者=矢口昭史氏▽目的=廃プラスチックの収集、粉砕、再加工、廃プラスチックを利用した製品の開発および販売等(製品例として、社内リサイクルとして除湿剤容器の一部に活用)