日本ミシュランタイヤ
新社長に須藤元氏
同社発足以来、初の日本人
日本ミシュランタイヤは、B2C(乗用車、商用車、2輪)事業部専務執行役員の須藤元氏を、4月1日付けで代表取締役社長とする人事を発表した。同社発足以来、須藤氏が初めての日本人社長となる。2015年から5年半にわたり同職を務めたポール・ぺリニオ氏は、東アジア・オセアニア地域(中国除く)のB2C営業責任者となり、タイに転任し、日本を含むより広範エリアの乗用車・商用車・2輪営業部を統括する。
社長に就任した須藤氏は「自動車・タイヤ業界が大転換期を迎えている今、日本ミシュランタイヤの舵取りを担うことに重責と大きなやりがいを感じている。ミシュラングループがお約束している『100%持続可能なタイヤおよびソリューションの実現』を日本でも促進するほか、日本のお客様が真に求め、喜んで頂けるサービスをタイヤを超えて大胆に練っていく。そのためにお客様、社会、社員の言葉を真しに傾聴し、チームで考え抜き、本当に時代に即した進化を見極めて戦略を策定・実行していく。変化には不安が伴うものであるが、私はこれを大きなチャンスとらえている。社員一人ひとりが明確な意思と目的を携え、パートナーや社会に貢献する企業になるよう日々挑戦を続けていく」とコメントしている。
須藤 元氏(すどう・げん)1971年6月10日生まれ、49歳。94年室蘭工業大学電気電子工学科卒業、99年3月日本ミシュランタイヤ入社、02年10月中国ミシュランタイヤ直需タイヤセールスマネージャー、08年1月日本へ帰任、10年1月直需タイヤ名古屋セールスマネージャー、11年10月直需タイヤ名古屋オフィスマネージャー、15年1月直需タイヤ東京兼名古屋オフィスマネージャー、16年4月中国ミシュランタイヤへ赴任、副総監、直需セールスダイレクター、20年8月日本ミシュランタイヤB2C事業部専務執行役員、21年4月日本ミシュランタイヤ代表取締役社長就任、現在に至る。趣味はゴルフ。座右の銘は〝疾風知勁草〟「疾風(しっぷう)に勁草(けいそう)を知る」。