２０２３年を迎えて
ブリヂストン

２０２３年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

昨年は、国際情勢の変化や原材料価格高騰、急激な物価上昇、いまだ続く新型コロナウイルスの感染拡大など、当社の事業環境にとってまさに激動を極める年となりました。その中においても、変化に柔軟に迅速に対応しながら「稼ぐ力の再構築」などを推し進め、中期事業計画（２０２１―２０２３）で目指している変化に対応できる「強い」ブリヂストンに近づくことができたと感じています。

２０２３年は、中期事業計画（２０２１―２０２３）の最終年として、引き続き、実行と結果にこだわり、変化に対応できる「強い」ブリヂストンへさらに近づくとともに、今後の成長へ向けた基盤を築く年と位置付けています。変化が常態化するこの時代を生き抜くために、当社創立１００周年となる２０３１年へ向けて実現したい姿を描いた「２０３０年　長期戦略アスピレーション」を道筋として将来への布石を打つことで、成長を加速していきます。これまで培ってきたブリヂストンの強みを生かしながら、プレミアムタイヤ事業を中核として、ソリューション事業との連携を深め、化工品・多角化事業、探索事業においても、成長へ向けた挑戦を続けていきます。また、サステナビリティを経営の中核に据え、ビジョンである「２０５０年　サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」に向けて、カーボンニュートラル化、サーキュラーエコノミーの実現などに向けた取り組みを、ビジネスモデルと連動させながら加速していきます。

ブリヂストンは、変わらぬ使命である「最高の品質で社会に貢献」の下、企業コミットメント「Ｂｒｉｄｇｅｓｔｏｎｅ　Ｅ８　Ｃｏｍｍｉｔｍｅｎｔ」を未来からの信任を得ながら経営を進める軸として、従業員、社会、パートナー、お客様とともに、持続可能な社会を支えることにコミットしていきます。

本年も皆様の一層のご指導、ご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。