【総会】東部ゴム商組
一層堅実な運営を
東部工業用ゴム製品卸商業組合(塩谷信雄理事長)は5月23日、東京都中央区のホテルモントレ銀座で「第46回通常総会」を開催した。総会には組合員184社のうち、委任状による出席111社を合わせて154社が出席。開催に先立ってあいさつに立った塩谷理事長は「2023年度はすべての行事の復活を目指して活動してきたが、ようやくコロナ禍以前の運営を取り戻すことができた。東部ゴム商組共済会が協賛となり、会で共済会による福利厚生行事についても紹介したが、最も変化したのは野球大会で、昨今の猛暑により選手の健康面に配慮して今年からは夏場から3月の開催へと変更した。23年度決算についてはすべての行事を開催したことで赤字となったが、今年度は経費を見直しながら一層堅実な運営に努めていきたい。24年度は従来までの行事に加えて新たな取り組みも盛り込んでいく。具体的には、東部ゴム商組としてのゴルフ会で、10月17日、茨城ゴルフ倶楽部での開催を予定している。ゴルフ会はこれまで10年に一度の開催であったが、毎年開催として実施していきたい。また、セミナー関係については、従来から貸会議室において開催してきたが、今年度から経費削減の一環として組合事務所で開いていく。これまでの事務所では手狭なため、従来の事務所の隣室のより広い物件が空いたので5月1日に事務所を移転した。今年度もより魅力のある組合行事を実施して皆さんのご協力の下、会員各社の繁栄につながる運営を心掛けていく」と、今後の方針を明らかにした。
引き続き、議長には新發田和敏常任理事が選出されて議案審議へと入り、第1号議案「2023年度決算関係書類承認」については前田淳副理事長が事業報告を行い、各決算書類が日野原佳明常任理事から説明された後、南明則監事の監査報告を経て承認された。第2号議案「2024年における事業計画、収支予算ならびに経費の賦課金額および徴収方法決定」は黒川和彦副理事長が説明にあたり、原案通り承認された。第3号議案「2024年度における借入金残高の最高限度決定」、第4号議案「役員報酬の件」についてはそれぞれ今年度は借入れは行わない、役員報酬は支給しないと決定し、いずれの議案も異議なく可決承認された。
総会終了後は懇親会を開催。山上茂久相談役理事は東部ゴム商組と、会員企業の今後のますますの発展を祈念して乾杯の発声を行い、参加者の和やかな懇親の輪が広がった。