2022年6月5日

〈総会〉西部ゴム商組近畿支部
総会で新支部長を選任

西部工業用ゴム製品卸商業組合・近畿支部(田井登部会長)は、同組合の通常総会と同日、同会場において「近畿支部総会」を開催した。

議事進行に先立ってあいさつに立った田井支部長は「今回で、清水俊文前部会長からバトンを受け継いでから、4年という月日が経った。その間、さまざまな出来事があったが、任期満了に伴い今回が支部長としての最後のあいさつとなる。コロナウイルス感染症による感染拡大の勢いも衰え、社会生活における規制緩和も進んでいるが、感染拡大防止に向けた規律については引き続いて厳しく徹底することで、コロナ禍によって苦しめられた日々が二度と来ないよう願っている」と述べ、新たな時代に希望の光を託した。

議案審議に入り、第一号議案である「令和三年度近畿支部事業報告」が行われた。近畿ゴム商工ゴルフ会(どんぐり会)を昨年7月16日と11月2日に開催したほか、大阪ゴム商業会との共催事業としてソフトボール大会を11月13日、秋のミニハイキングを11月27日、今年の5月21日にはフットサル大会を初めて実施した。

ボウリング大会から新型コロナウイルス感染拡大防止の観点により、イベント内容を変更した親睦大会であったが、この新企画においてもコロナ禍の影響を受け、当初は3月12日の開催予定であった日程を延期して実施。会場はノア・フットサルステージ久宝寺で、10 チームが参加した。「開催に向けてはコロナ禍におけるタイミングと日程で非常に苦労したが、実際に行ってみると出場者自らが大会をスムーズに進めようと動いてくれた。前期は1年にわたって室内事業は実施できなかったが、野外においては人との触れ合いの距離を取りながら行うことができた。秋のミニハイキングでは、京都方面に赴いて妙心寺や退蔵院、仁和寺を参拝した。ミニハイキングも楽しめたが、新たに企画したフットサルも楽しかった。若い人たちが中心となって事業を活性化させるようなイベントは大切であり、今後もサポートしていく」(田井支部長)。

引き続き第二号議案「令和三年度収支決算報告」、第三号議案「令和四年度事業計画案」、第四号議案「令和四年度収支予算案」が審議に掛けられ、原案通り可決された。

役員の改選が行われ、新近畿支部長には西部ゴム商組の加藤廣副理事長、広島支部長には田中哲雄理事が選ばれた。