2022年7月20日

豊田合成
中国生産会社に出資

内外装部品供給基盤を強化

豊田合成(小山享社長)は、中国の華中における内外装部品の供給基盤を強化する目的から、中国地域の統括会社・豊田合成(中国)投資(以下、TG中国)を通じて武漢彬宇汽車零部件(以下、武漢一彬社)に出資する。

武漢一彬社は、中国の華北、華南、華中といった主要な自動車生産地域において内外装部品を供給する一彬グループ(以下、寧波一彬社)の1社で、華中の東風本田汽車や東風汽車にコックピット周辺部品などを提供している。豊田合成グループは、樹脂部品のグローバルサプライヤーとして培った設計・生産の技術や知見と、寧波一彬社が中国においてカーメーカーとの長年のビジネスで築いた取引実績・販路を融合し、販売拡大を目指していく。

今回の出資先である武漢一彬社の概要は次の通り。
▽出資後の新社名=一彬豊田合成(武漢)汽車零部件有限公司
▽所在地=湖北省武漢市
▽設立=2013年6月
▽資本金2000万元
▽株主=現在・寧波一彬社100%、今後・寧波一彬社66%、豊田合成(中国)投資34%(TG中国が寧波一彬社から株式の34%を約3億5000万円で購入)
▽生産品目=内外装部品(コンソール、レジスタ等)
▽面積=土地・約2万7000㎡、建屋=約3万2000㎡
▽従業員数=174人(22年5月末)

寧波一彬社の概要は次の通り。
▽所在地=浙江省寧波市
▽設立=06年8月
▽資本金=9280万元
▽株主=王建華等
▽生産品目=内外装部品
▽従業員数=2203人(22年5月末)