2022年7月25日

横浜ゴム
国内市販用タイヤ値上げ

夏・冬用、オールシーズン

横浜ゴム(山石昌孝社長)は、国内市販用タイヤのメーカー出荷価格を10月1日から値上げすることを決定した。対象商品は国内市販用タイヤ(夏用、冬用、オールシーズン)、チューブ・フラップで、値上げ率は最大8%。なお、値上げ率は品種、商品、サイズなどにより異なる。

近年、石油化学系原材料などの価格が高い水準で推移し続けている。こうした状況を受け、同社は今年1月に国内市販用タイヤの値上げを発表し、4月1日から順次値上げを実施した。しかし、その後も原油価格の高騰が続いており、原材料費に加え、生産などにかかわるエネルギー費も上がり続けている。これに対し、同社ではコスト削減努力を行ってきたが、企業努力だけでこれを吸収することは困難であると判断、今回値上げすることを決定した。