2022年7月25日

住友ゴム工業
国内市販用タイヤ等で値上げ実施

原材料価格が続騰

住友ゴム工業(山本悟社長)は、国内市販用タイヤおよび関連商品の代理店向け出荷価格の値上げを9月1日から実施する。対象商品は国内市販用タイヤ(夏/冬用)およびチューブ、フラップで、値上げ率(見込み)は2~8%(値上げ率は商品により異なる)。

近年、石油化学系原材料や天然ゴム等が高騰を続けており、これを生産性向上やコスト削減などの企業努力だけで吸収することが困難なことから今年3月1日に国内市販用夏タイヤおよび関連商品、4月1日に国内市販用冬タイヤの値上げを行った。しかしながら、ロシア・ウクライナ情勢を背景にタイヤ原材料価格のさらなる高騰に加え、生産や供給にかかわるエネルギー価格も上昇しているため、今回の値上げを実施することとした。