デサントジャパン
初の厚底カーボンランニングシューズ発売
デルタ プロ レース
推進力に加えて安定感追求
デサントジャパン(小川典利大社長)が展開する「デサント」ブランドの「RUN FAST」をキーワードとするシューズカテゴリーの象徴モデル「DELTA(デルタ)」シリーズから、ブランド初となる厚底カーボンランニングシューズ「DELTA PRO RACE(デルタ プロ レース)」をデサント公式通販のDESCENTE STOREオンライン、デサント直営店、スーパースポーツゼビオをはじめとする全国のスポーツチェーン店で発売した。
昨今、ソールの反発性による推進力が記録を狙うランナーに人気の厚底カーボンランニングシューズだが、その反発性があることで着地の際に脚が横にブレてしまったり、姿勢が崩れやすい点が課題であった。
今回発売のデルタ プロ レースは、〝ともに走れ。もっと速く。〟をコンセプトに〝フルマラソンで記録を狙いたいが厚底カーボンシューズを履きこなせるか不安〟と感じていたランナーでも履きやすいよう、課題を解決したランニングシューズとなっている。
同社のスポーツシューズの研究開発拠点であるDISC BUSAN(韓国・釜山)で、足の接地面、重心移動、足首から下の骨格のデータを取り、そのデータを元に硬度を調整したカーボン配合プレート「DELTA PLATE(デルタプレート)」を開発。アウトソールとの硬度の相性を導き出し、安定感を保ちながら、より推進力の高い厚底カーボンシューズを完成させた。また、同プレートは重心移動がかかとから親指に抜けるように設計されているため、人間本来の正しい走り方に導く。
同じくDISC BUSANで開発されたデサント独自の素材「Z―FOAM(ゼットフォーム)」をミッドソールの内側に配置し、外側にはより硬度のあるEVA素材を配置することで安定感が生まれ、クッション性と安定性を兼ね備えたブレない走りをサポートする。アッパーには通気性のある、あえて伸びの少ないメッシュ素材を採用することにより、履いた際にフィット感があり、足とシューズの一体感を生み出す。カラーはピンク、グレー、ブラック、サイズは23・0~29・0㌢(0・5㌢刻み)、メーカー希望小売価格は2万2000円。
また、本商品のコンセプトをテーマとしたプロジェクトも始動。デサント公式SNSで本商品を履いたシリアス市民ランナー4人が「DELTA RUNNING CREW(デルタランニングクルー)」として、約4カ月間のトレーニングで12月29日に開催される「Beyond2022」での自己ベスト更新に挑戦する様子がデサント公式SNSで発信されている。
さらに、本商品を体感できるイベントの開催も予定されている。詳細は決定次第、ブランド公式SNSと特設サイトで発表される。