2022年11月25日

ユーシン精機
旋回タイプ取出ロボット

「CTM―V」シリーズ

ユーシン精機(小谷高代社長)は、旋回タイプ取出ロボット「CTM―V」シリーズを発売した。同シリーズはコンパクトな機体で超高速取り出しを実現した旋回タイプの取出ロボットで、対象成形機型締力30~200tf(㌧)に対応し、顧客の生産性向上と利益向上に貢献する。

同機はCFRP(炭素繊維強化プラスチック)と、マグネシウムのマルチマテリアル構造のアームが採用されており、剛性を保ちながら軽量化を図り、生産サイクルタイムの短縮が求められる成形品の超高速取り出しを実現。小型の成形機内に収まるコンパクトな機体サイズで、成形設備の省スペース化に貢献する。引抜軸ガイドにオイルシールを採用することでグリス飛散防止と長期メンテナンスフリーを実現している。環境条件クラス100(ISO Class5)に標準対応。ダストフリーな環境で成形される医療器材や電子機器の生産現場に最適となっている。

本体価格(税別)は410万円で、販売は年間約100台を見込んでいる。