2022年12月5日

アシックスジャパン
世界最高峰のスポーツ教育を提供

立命館大学、プログリットと連携

アシックスジャパン(小林淳二社長)は11月29日、東京都千代田区の立命館東京キャンパスにおいて「立命館大学・アシックスジャパン、プログリッド連携事業〝Ritsumeikan―Global Athlete Program〟」に関する記者発表会を、リアルとオンラインとのハイブリッドによって行った。アシックスジャパンでは、立命館大学(仲谷善雄学長)と英語コーチング「PROGRIT(プログリット)」を展開しているプログリット(本社・東京都千代田区、岡田祥吾社長)と連携し、学生アスリートの英語力向上と世界最高峰のスポーツ教育を提供する新プログラムをスタートさせる。

今回の取り組みは、世界を舞台に活躍を目指す学生アスリートを選抜し、集中的な英語学習、海外への短期留学を行うプログラムとして実施。立命館大学とアシックスジャパンとの包括連携協定の取り組みの一環として、プログリットの協力を得て実現した。初年度となる今回は、立命館大学の強化クラブに所属する学生アスリートの中から3人を選抜。選抜された学生は、世界最高峰のスポーツ教育に触れる目的から用意されたプログラムを受講する。

プログラム期間は今月~来年3月末で、来年3月4~15日(予定)にかけてアメリカのフロリダ州に短期留学し、フロリダ州に開設されている国際的なエリートスポーツアカデミーIMGアカデミーにおいて専門的なトレーニングの一部を体験するとともに、フロリダ州立大学の訪問も予定されている。海外に挑戦する上で言語が障壁とならないよう、学生は英語コーチングのプログリットを受講する。プログリットは、短期間で圧倒的に英語力を伸ばす英語コーチングプログラムで、受講者一人ひとりに専任コンサルタントがつき伴走し、英語学習をサポート。受講者は、コンサルタントが作成したカリキュラムを基に一日に2~3時間の自学自習を実施する。

発表会では各代表のあいさつが行われ、立命館大学の仲谷学長は「当校では〝学びと成長の場〟としての意識を高めており、今回のプロジェクトは世界で活躍するための基盤となり、自信につながる〝英語力〟の向上、世界最高峰のスポーツ教育を体験する機会を提供する場であり、将来の日本のスポーツ界を担う人材育成のプロジェクトがスタートできたことを非常にうれしく思う。今回選ばれた3人の挑戦者には〝明確な意志〟がある。今回のプロジェクトによって世界基準のアスリートとしての意識を身につけ、今後を担う人材となってスポーツの未来を切り開いてほしい」と期待の気持ちを伝えた。

アシックスジャパンの小林社長は「立命館との連携協定における共通理念である〝未来人財育成〟の実現を目指した取り組みを、ともに実施できることをうれしく思う。今回のプログラムによって、コミュニケーション能力と競技技術をともに高め、これからの日本のスポーツ界をリードする人材となることを願っている。無限の可能性を持った学生の皆さんが多くのことを学び、国際的視野や知見を身につけることによってグローバルに活躍するとともに、将来はスポーツ界の発展に寄与するような存在となることを期待している。これからのキャリアにおいてさまざまな選択肢を得られるよう、当社としても多角的にサポートしていく」と、今後に向けての展望と期待感を表した。

プログリットの岡田社長は「〝世界で自由に活躍できる人を増やす〟という当社のミッションには、サービスを通じてあらゆる人々にスキルや自信を提供し、一人でも多くの方が世界で自由に活躍できるよう後押ししたいという想いを込めている。世界を渡り歩くアスリートにとって語学は大切であり、一般社会と同様に言葉によるコミュニケーションが自在に操れるようになって初めて得られるパフォーマンスや、潜在能力が発揮される場面があるだろうと思う。今回選抜された3人の学生アスリートの皆さんは、間違いなく将来の日本のスポーツ界を盛り上げてくれる熱い想いを持った学生たち。今回の取り組みを通じて、そんな学生アスリートの皆さんの英語力向上をサポートし、今後世界で活躍していくグローバルアスリート育成のお手伝いができることを、大変うれしく思っており、全力でサポートしていきたい」と、今回にプロジェクトに対する思いを述べた。

続けてプログラムに参加する学生があいさつ。男子陸上競技部の川元莉々輝さんは「素晴らしいプログラムに採用され、非常にうれしく思う。貴重な機会であり、フロリダに渡ってからも他力本願ではなく、少しでも多くのノウハウを吸収し、競技力だけでなくコミュニケーションの能力を身につけることによって世界で活躍できるよう頑張っていきたい」、女子陸上競技部の松尾季奈さんは「競技力を磨くにあたって、日本だけにとどまらず、新たな価値観によって世界に通用する可能性を見いだしていきたい。そのためにも英語を学び、グローバルな立ち位置においてポジティブ思考で成長を遂げていきたい」、ラグビー部の岩田駿亮さんは「大勢のアスリートとともに学ぶことができる期待でわくわくしている。英語を学び、アメリカにおいて素晴らしい知見を吸収することによって、将来は海外で活躍できるアスリートになるという夢をかなえていきたい」とそれぞれ抱負を述べていた。