2023年1月15日

住友ゴム工業
操安性向上SUV用タイヤ

オンロード性能追求

住友ゴム工業(山本悟社長)は、オンロードでの走行性能と快適性能を追求したSUV用タイヤとしてDUNLOP(ダンロップ)「GRANDTREK PT5(グラントレック ピーティーファイブ)」を2月1日から順次発売する。販売地域は日本をはじめ、中近東・中南米・アジアなど、グローバルで展開する。発売サイズは20㌅の285/50R20  112V~15㌅の175/80R15 90Sの25サイズで、価格はオープン価格。

SUVカテゴリーの中でも日常遣いを中心とした街乗りのニーズの高まりを受け、オンロード向けのグラントレックPT5では、高荷重・高重心が特長であるSUVに求められる操縦安定性能を12%向上。従来品の「GRANDTREK PT3」で高い評価を得たコンパウンドを継続して採用しながら、プロファイル(断面形状)を変更し、トレッドの接地面積を広くすることで、より安定した走りと高いウェット性能を可能にした。接地圧の均等化に加え、パターンを見直したことで静粛性も向上。加えてサイドウォールのクッション性を高め、サイドウォール全体で振動を吸収することによって快適な乗り心地を実現している。浅雪や荒れた路面でも十分なグリップやトラクションを発揮することを示すM+S規格に適合している。

プロファイル変更によるアップグレードとして、トレッド幅が広くなったことで、走行時の接地面積が従来品比で8%大きくなり、走行中のふらつきを抑制、操縦安定性能が高められた。トレッド幅が広くなることでウエット路面での走行性能向上にも貢献。接地圧が均等になり、衝撃を分散することで、一段と高いレベルで振動を抑制することが可能となった。接地形状が丸くなることによって、トレッド中央部から徐々に接地していくため、面での接地と比べて路面からの衝撃を緩和することで静粛性能が高められている。