東部ゴム商組
「商品展示説明会」開く
前回上回る約800人が来場
東部工業用ゴム製品卸商業組合(塩谷信雄理事長)は6月6日、東京都台東区の都立産業貿易センター台東館で「商品展示説明会~来て見て学んで明日の糧PartⅧ~」を開催した。
同展は賛助会員メーカーが手掛ける先端技術の粋を集めた新製品や、組合企業が取り扱う多様な商品を紹介し、商品知識を高めて仕事に役立ててもらうことを目的に開催されるもの。2008年からほぼ隔年で開催されており、第8回を迎える今回は賛助会員27社、組合員23社、新聞社2社が出展。21年に開催された前回を大きく上回る約800人が来場し、非常に活況を呈した。
メーカーだけではなく商業者も取り扱い商品を紹介する展示会は業界でも貴重な取り組み。前回開催との比較では賛助メーカーの出展社数も大きな変動はなく、組合員の出展は4社増加していることからこの取り組みに対しての関心の高さがうかがえる。
会場で新聞社の取材に応じていた塩谷理事長は「今開催では52社の出展を得たが、これだけゴム関連の企業のみが一堂に会する展示会は類を見ないと思う。出展社も来場する組合企業の社員もこの機会を生かして有意義な時間を過ごしてほしい。2年前の開催はコロナ禍での決行であったが、比較すると会場もにぎやかなムードで、今回もより多くの来場者にビジネスにプラスとなる情報発信ができればと考えている。われわれ商社はゴムというキーワードでつながっている仲間だが、各社それぞれが多様な商材を取り扱っており、それを相互に紹介することで、商売の枠が広がっていくと考えている。社会情勢を鑑みて前回は展示会だけの開催であったが、今日は終了後に懇親会も開くので、懇親を深めながら引き続き情報交換も行って頂きたい」と同展開催の意義を語り、学ばれた商品知識が今後の仕事に生かされていくことに期待を込めた。