2024年1月30日

朝日ラバー
白河工場にV2Hシステム導入

EV電気有効活用

朝日ラバー(渡邉陽一郎社長)は、福島県白河市において稼働させている白河工場の敷地内に、V2Hシステム(Vehicle to Home=クルマから家へ)を導入した。

V2Hシステムは、電気自動車などに蓄えられた電気を有効活用するためのシステムで、車両の電池を利用して施設の電力供給が可能になることから、BCPの観点において災害の際に顧客情報や生産情報を利用するためのITシステムの非常電源、通信機器や照明などといった安全の確保などの非常用電源としての活用を想定している。社有車だけでなく、電気自動車やプラグインハイブリッド車で、白河工場および隣接する白河第二工場への来客は充電用として利用できる。

白河工場をはじめ、同社の工場では太陽光発電パネルを屋根に設置。2022年度に自家消費した太陽光発電量は、約97万㌔㍗アワーで、全工場の使用総電力の11・9%となる。同社では今後も、省エネルギー活動と電力の有効活用を推進していく。