パナレーサー
ひょうごオンリーワン企業に認定

パナレーサー（本社・兵庫県丹波市、大和竜一社長）は、兵庫県が行う令和５年度「ひょうごオンリーワン企業」に認定された。２月６日に行われた認定式では、同社の大和社長が片山安孝兵庫県副知事から、認定証と記念の盾を授与された。

ひょうごオンリーワン企業は優れた技術や製品を有し、国内外で高い評価、シェアを得ている県内の中小企業を認定するもの。

パナレーサーは、日本で唯一の自転車タイヤ専業メーカーとして、７０年以上にわたってさまざまな自転車タイヤの製造・販売を行っており、今回の認定は長年にわたる自転車タイヤ開発の知見と、国内外のサイクリストに愛用されていることが評価された。

認定式に出席した片山副知事はあいさつの中で「国内外で競争力のある優れた技術・ノウハウで、兵庫県のものづくりを支えておられる皆様に感謝する」と述べた。

続いて、選定委員長の山﨑徹氏（県立工業技術センター所長）が技術力や独創性、市場での優位性など幅広い視点で評価を行い、選定した旨の説明を行った後、認定企業各社の選定理由について述べた。

今回認定された１２社のうち、兵庫県丹波地域の会社はパナレーサーだけで、令和２年度に認定された大地農園以来の認定となる。